0から学ぶダウン症 Part5 ー丈夫な体を作るためにー

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みなさんこんにちは、CRMのタケです。
いかがお過ごしでしょうか。僕はすこぶる元気です。

年末に向けてやることが色々と増えてくる時期ですね。僕はちゃんと部屋の大掃除するのかなぁ。年賀状も書こう書こうと思って毎年中途半端です。計画的に物事を進められる人が心底すごいと思う今日この頃。

はい、というわけでこの記事だけでもなんとか続けて書いていきましょう。今日からしばらくはかなり具体的なお話が続いていくと思います。赤ん坊とあまり接したことのない僕が知識だけで書いていくアk南方との接し方です。以下より本文です。

 

 

家庭で出来る療育

ダウン症の子供たちは、生まれたときからすでに「染色体の数」という点において他の子とは違っています。そして残念なことにその染色体数の違いは健全な発達、健康な体という面においてのぞましくない影響を与えてしまいます。全身の筋肉量が少し劣っていたり、特定の疾患に対して身体が弱くなってしまうのは以前も述べた通りです。そこで療育の第一歩として、まずは丈夫な体作りが必要となってきます。もちろんこれはダウン症の子供だけにとどまらず、赤ちゃん全員に共通して大切なことなのですが、とりわけ体質的に弱い性質を持った子供にはとっても細やかで入念な管理や配慮などが必要となってくるのです。

まずは規則正しい生活リズムを大切にすることから始めます。早寝早起きは健康の基本!……なんだろう、耳が痛い話です。乳児期の体は身体的発達が目覚ましい反面、食事や睡眠などといった生理的機能の発達はまだ未熟です。今まで我々が無意識のうちに送っている大人の生活は、いわゆる野生動物的な観点から言えば少々異常です(夜中でも平気で明るい、昼夜を完全に逆転した生活などなど)。親の生活のリズムで子供の世話をしていては、当然子供もその不自然なリズムで育ってしまいます。身体的成長が著しいここの時期だからこそ、きちんとした食事睡眠で体の基礎を作っていくことが大切なんだと思います。寝る子は育つ!カブトムシのツノの大きさも幼虫の期間が長ければ長いほど、栄養を与えらば与えるほど立派になるということですしね!余談です!

とはいっても赤ちゃんは生後三か月ほどは「空腹になると起床」し「満腹になると睡眠」というように本能丸出しの昼夜関係ない生活を送ります。この時期の親は身体的にとてもしんどいと思いますが、ぜひ赤ちゃんのリズムを尊重して頑張ってほしいです。この時期を過ぎると昼と夜の区別ができるようになり、睡眠も夜間に取るようになってきます。外界と赤ちゃんが少しずつリンクしてくる時期です。このぐらいから赤ちゃんのリズムをきちんと調整していくことを始めてください。ここに失敗すると夜にきちんと寝付いてくれず、いわゆる「夜泣き」が発生してしまいます。そうなると親としてもしんどいです。加えて夜にきちんと睡眠をとれなかった赤ちゃんは昼の間の様々な療育にもどこか上の空で集中してくれなくなってしまいます。きちんとしたリズム作りを心がけてていきましょう。

 

食生活

さて、そんなこんなで睡眠のリズムをきちんととることが出来始めました。次に気になるのは食事です。初めはミルクから与えるでしょう。生後一ヵ月ぐらいのあかちゃんは、一回に飲むミルクの量が少ないです。体も小さいので当然かもしれませんね。だから一日になんどもなんどもミルクを飲む必要があります。先の話と同じです。そうして満腹になると寝て、空腹になると起きます。しかし三か月をすぎてくると、少しずつ一回当たりの食事量が増え、授乳の間隔が長くなり、リズムが確立されていきます。このあたりになってきたときには、きちんと満腹空腹のリズムを把握していくのが良いと言われています。

一般的に離乳食を食べ始めると言われる3~5か月ごろになってくると、先までのリズムの生成に加えて栄養バランスを考える必要も出てきます。また同時に口の中のトレーニングも始まります。口のトレーニングとはなんでしょうか?いわゆる咀嚼の力や歯周りの環境を整えることを言います。これはもう本当に何度も言っている話ですが、ダウン症の子供は筋肉量が少ないです。それは口周りにも同様で、咀嚼する力が弱いことにつながってきます。このことは歯肉や歯への刺激が普通より少ないことを意味し、通常大人になってから発症する歯周りの骨や歯肉の炎症、いわゆる歯周病へのリスクを高めてしまうのです。そこで口内の環境を整えるために、歯磨きをきちんとしてあげることはもちろん、マッサージをしてあげることも大切だと言われています。

マッサージといってもそんなに難しいものではないようです。目的は歯肉に十分な刺激を与え、航空間隔を正常化させることです。人差し指の腹を歯と歯肉の境にあて、歯肉の真ん中から左右に向けて少し力を入れながらこすってマッサージをするのだとか。この手の知識に関しては文章で読むよりもきちんとした専門家の方に一度手本を見せてもらうことがとても効果的だと思います。間違った知識のまま子供に何かを施すことは取り返しのつかない大変な事態を引き起こしてしまう可能性があります。この記事を読んですこしでも興味を持った方は、ぜひお近くの歯科や専門の相談窓口に行ってお話を聞いてみてください。

 

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以上で本日の記事は終わりです。
次回はもうちょっと食事の内容について触れていければなぁと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。またここでお会いしましょう。

 

 

参考文献:玉井邦夫「ダウン症のこどもたちを正しく見守りながらサポートしよう」日東書院

 

 

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