「ぼくは写真で世界とつながる」世界自閉症啓発デーin高槻

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「ぼくは写真で世界とつながる」

高槻で開催された世界自閉症啓発デー(4月2日)のイベントに参加させて頂きました!米田祐二さんのドキュメンタリー映画「ぼくは写真で世界とつながる」が上映されました。祐二さんが写真を通して周囲とコミュニケーションをとっていく姿がとても印象的で、親元を離れて沖縄旅行に行く姿はとても勇敢でした。

米田祐二さん登壇

米田祐二さんがお母様と一緒に来場されていたので、トークショーが始まりました。お話の中で特に印象に残っているのは、お母様が言われていた「自分では気づかなかったけど、祐二にはものを選べる力がある」ということでした。それは、「ストラップを100本ある中から好きなやつをいくつか選んで!」という投げかけに対して、普通なら迷って迷って、声かけをされてもなかなか決まらないにも関わらず、祐二さんは「これとこれとこれ」というように瞬時に選べました。そこに、お母様は気づかなかった祐二さんの隠れた才能があり、プロの写真家からもとても大事なスキルというように褒めてもらったそうです。

専門家の視点

このように毎日一緒に過ごしているお母様でも気づかないことがあるというのは驚きでもあり、当たり前にもみえます。人はそれぞれ物事の捉え方が違ったり、見る視点が違うものです。その中で、プロの専門家は、特に研ぎ澄まされた視点を持っていることが多いと思います。僕は、このようにたくさんの業界の専門家が障がいのある方と関わることで、今まで周りが気づかなかった能力を発見することは容易だと考えています。そして、それは彼らの経済的自立に結びつくこともありえると思います。

自閉症啓発活動の意味

世界自閉症啓発デーは毎年4月2日ですが、Autism Speaksの活動により、世界各地のランドマークがブルーライトで照らされます。大阪でも通天閣、大阪城、天保山の観覧車が例年通り青く染まりました。社会福祉法人北摂杉の子会の松上理事長のお話では、あの串カツだるまの店長のオブジェにも世界自閉症啓発デーと書かれた青いタスキがかけられていたようです。アメリカではラジオなどでCMがよく流れているAutism Speaksですが日本でもそのうち流れるかもしれません。障がい者権利条約に署名をしたことで日本もこれからもっと障がいのある方を社会で受け入れていく準備を進めなくてはいけません。そのひとつとして「自閉症について知る」きっかけになるイベントはとても重要ですし、たくさんの専門家に障がいのある方と関わってもらうことで彼らの気づかれていない能力が発見されるかもしれません。

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