2022.05.23

Special Learningコンテンツ

障がい福祉専用eラーニングの新コンテンツ!支援者も知っておきたいてんかん対策と発作の特徴~講師:川崎医院 川崎 淳 院長~

インクルTech※(インクルテック)で社会課題を解決する「株式会社Lean on Me」(リーンオンミー、本社:大阪府高槻市、代表取締役:志村駿介)は、障がい福祉に関わる方を対象に提供する障がい福祉専用eラーニング「Special Learning(スペシャルラーニング)」に、新たな研修コンテンツをアップしました。

※インクルTechとは、インクルージョン(Inclusion)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、SDGsに関心が高まる今、ソーシャルな課題の中でも、多様性の包摂を実現するテクノロジーを意味しております。

今回アップしたのは、支援者も知っておきたい てんかん対策と発作の特徴」と題するコンテンツ(全23本)。
講師は、てんかん診療に特化し1,250人の患者を抱える医療法人川崎医院・川崎淳医師です。

知的障がいや精神疾患と合併して発症することも多いてんかん。
その発作は多種多様で対応に悩む事も…。

“発作時の本人の動きの特徴はどうか?”

どれくらいの時間、発作が続いているのか?

発作後の状態はどうか?回復にどれくらい時間がかかっているのか?”     など、

その症状を正しく理解し、どのような対応をするとよいのか…?
救急車を呼ぶべき判断はどのようなものか…?などの
支援の現場で知っておきたい発作の種類からその対処法、救急車を呼ぶ基準までを解説!

特に知的障がいのある方は、ご自身の状態を円滑に言葉で伝えることが難しく、お薬での治療では、発作に対応しきれない場合も多くあります。
そうした、“てんかんとともに過ごす方”が安心して生活するためには、支援に携わる方が、食事や入浴、また外出時など、さまざまな場面で起こり得ることを想定し、理解・対処ることが重要です。本コンテンツが、てんかんの理解と支援の一助になればと思います。

■コンテンツ講師紹介 

医療法人川崎病院(京都府) 川崎 淳 院長
日本てんかん学会 評議員 および同学会 専門医/指導医

1987年京都大学医学部卒業。1989年国立療養所(現国立病院機構)宇多野病院レジデントを経て、1992年同病院精神科医師を務め、2001年同病院精神科医長。2005年に川崎医院を開業。
てんかんのみの診療に力を入れてこられた、てんかんの専門医。

 

■YouTubeにて 新コンテンツ(全23本)から1本を無料公開としてご覧いただけます

▼【無料公開】救急車を呼ぶ基準とは?

■具体的なコンテンツ紹介

◇「見た目が激しい「全般強直間代発作」(1)特徴」(コンテンツNo.3)

てんかんにはさまざまな種類があります。
それぞれの症状を正しく理解することで適切な対処や支援に活かせるよう解説いただいています

◇「意識を失い筋肉が硬直…「強直発作」」(コンテンツNo.5)

てんかん発作が起きた場合に必ずしも救急要請が必要なわけではありません。
発作の症状ごとの見極め方などの判断に、お役立てください。

◇「介助(6)食事中に発作が起こったら?」(コンテンツNo.21)

食事、入浴、外出時、いかなる場面で発作が起こるかはわかりません。
さまざまな場面で適切な対応・支援ができるよう解説いただいています。

 

■新コンテンツの目次(全23本)

1.てんかん専門30年以上! 川崎先生
2.そもそもてんかんの原因と分類とは?
3.見た目が激しい「全般強直間代発作」(1)特徴
4.見た目が激しい「全般強直間代発作」(2)支援者の注意点
5.意識を失い筋肉が硬直…「強直発作」
6.全身の力が抜けて転倒…「脱力発作」
7.見た目に気付きにくい「定型欠神発作/非定型欠神発作」
8.腕がピクピク…「ミオクロニー発作」
9.発作後のマヒも…「焦点起始 両側強直間代発作」
10.口付近に動きが…「焦点意識減損発作」(1)特徴
11.口付近に動きが…「焦点意識減損発作」(2)支援者の注意点
12.口付近に動きが…「焦点意識減損発作」(3)記憶の確認
13.顔がねじれたり…「焦点運動起始発作」
14.本人しか分からない…「焦点 非運動起始発作」
15.睡眠中に起こる…「運動亢進発作」
16.介助(1)救急車を呼ぶ基準とは?
17.介助(2)激しい発作が起こった際の対応は?
18.介助(3)もうろう状態への対応は?
19.介助(4)転倒への対応と防止策は?
20.介助(5)入浴中・プールで発作が起こったら?
21.介助(6)食事中に発作が起こったら?
22.介助(7)学校・作業所・職場などで発作が起こったら?
23.まとめにかえて…「てんかんとの上手な付き合い方」

◆「Special Learning」について

社会福祉法人の職員様や、障がいのある方を積極的に雇用する一般企業の社員様を対象に、障がい者を支援するうえで必要となる知識をインターネット動画で学ぶことができるオンライン研修サービスです。
日常の支援でつまずいた時、自分がいま必要とする知識(コンテンツ)を自ら選択して学ぶ(視聴する)ことで、実際に適切な支援をおこなうことができるようにサポートします。
現在45都道府県1,400以上の事業所で導入いただき、約40,000人近くのユーザー数となります。