2025.05.20

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【SL for business 導入事例】SOMPOグループのDX中核企業が選んだ、D&I実現のための障がい者雇用学習プラットフォーム

SOMPO Light Vortex株式会社

国内有数の保険・金融グループであるSOMPOホールディングスのデジタル事業の中核会社であるSOMPO Light Vortex株式会社。SOMPOグループの信頼と実績を基盤に、ヘルシーエイジング領域を中心としたデジタル技術による新たな社会価値創造に取り組んでいます。
SOMPO Light Vortex株式会社

インタビュー協力
SOMPO Light Vortex株式会社
業務統括部 マネージャー 古賀 弘美様
業務統括部 ユニットリーダー 山本貴子様

インタビュー協力SOMPO Light Vortex株式会社 業務統括部 マネージャー 古賀 弘美様 業務統括部 ユニットリーダー 山本貴子様

(左から山本様、古賀様)

導入前の課題:法定雇用率の個社対応に向けた、体制整備と支援担当者の育成課題

古賀様:2024年度より、SOMPOグループ全体での障がい者雇用方針が見直され、各事業会社が独自に法定雇用率を達成する新たな体制への移行が進められています。当社も将来的な単独対応を見据え、障がい者雇用の基盤づくりと支援担当者の育成が急務となっていました。

SOMPOグループのDX推進を担う当社として、障がい者支援に関心を持ち、ジョブコーチ資格取得に取り組む社員を配置したものの、社内に体系的な教育体制がなく、効果的な学びの場の構築が課題でした。

スペシャルラーニングを導入した決め手は、プロ制作の高品質動画と短時間学習の効率性がDX企業のニーズに合致

Q:Special Learning for Businessを導入したきっかけを教えてください。

古賀様:SOMPOグループのDXを担う当社では、質の高い人材育成方法を模索していました。そんな時、大手金融機関様からSpecial Learning for Businessをご紹介いただきました。既に大手企業での導入実績もあることを知り、資料やデモ版でしっかり内容を確認した上で導入を決定しました。まさに『どう学んでいけばよいか』と悩んでいた時期だけに、この出会いは非常にありがたいご縁でした。

Q:Special Learning for Businessをお選びいただいた理由は何でしたか。

山本様:第一に動画の質の高さに驚きました。プロによる制作で非常に分かりやすく、短時間で要点がコンパクトにまとまっています。業務のスキマ時間でも学べる時間配分は、当社の実務スタイルに合っていました。SOMPOグループのDX推進企業として、効率性と品質を重視する当社の基準に合致する内容だと感じました。

チャプター構成の明確さと「必要な場面をすぐに再生できる」使いやすさも高く評価しました。eラーニング等、様々なデジタルサービスを数々使用してきましたが、その中でも完成度が高く、専門性に裏打ちされたコンテンツだと感じ、導入を決定しました。

導入後の変化と効果:社内勉強会にも活用予定、当事者からも高評価を獲得

Q:Special Learning for Businessを導入して、どのような変化がありましたか。

古賀様:Special Learning for Businessを活用することで、5月に予定している社内勉強会に向けて準備を進めています。動画は『視覚・聴覚・感覚』すべてを使って自然と知識が定着する構成で、職場での受け入れやすさを実感しています。

山本様:すでに一部の当事者にも視聴いただき、『ちょうど良い長さ』『分かりやすい内容』と高評価を得ています。今後は当社のデジタル部門全体(約300名)の会議における展開も計画しており、組織全体の理解促進に役立てたいと考えています。

短時間で凝縮された内容とイラスト・図解の効果的な活用が学習効率を向上

Q:研修内容で特に役立った部分や印象に残った点はありますか。

古賀様:短くても内容が凝縮されており、職場で障がい者と共に働いたことがない社員にもとっかかりとして非常に有効です。イラストや図解が効果的で、「まずは知る」というフェーズでの導入に最適でした。

山本様:当事者からは『自分の特性を理解し、他者に伝えるヒントになった』という声もあり、社内発信の機会創出にもつながっています。実際に、本人による発達障がいについての社員向け発表の計画も進行中です。当社が目指す『先進技術を通じた安心・安全・健康への貢献』に向けた社内基盤強化にも役立っています。

当事者からの「短くて見やすい」「他の社員にも見てほしい」と前向きな評価

Q:従業員からの反応はいかがでしたか。

山本様:視聴した当事者からは『短くて見やすい』『自分の特性を整理できた』『他の社員にもぜひ見てほしい』という積極的な反応がありました。日々の面談で得た気づきを記録し、チーム内で共有する仕組みも構築中です。コンテンツが日々の業務の中でできる、具体的な行動や支援につながっている実感があります。

社内での効果検証後、将来的にはSOMPOグループ内での横展開も視野に

Q:今後、Special Learning for Businessをどのように活用していきたいとお考えですか。

古賀様:まずは当社内での浸透を進め、5月の勉強会、6月の全体会議を通じて効果を検証します。当社でしっかりと成果を出せれば、将来的にはSOMPOグループ内での横展開の可能性も見えてくると考えています。DX推進企業として、有効性を実証できたソリューションをグループ内に提案していくことも私たちの役割です。Special Learning for Businessもそのような展開の可能性を秘めていると期待しています。

Special Learning for Business 導入を検討している企業へのメッセージ

Q:最後に、Special Learning for Businessの導入を検討している企業に一言お願いします。

古賀様:障がい者雇用の理解促進には、まず『知ること』が不可欠です。Special Learning for Businessはその第一歩に最適なツールです。

専門家の知見に基づく質の高いコンテンツが、誰にとっても受け入れやすい形で提供されており、支援経験のない方でも安心して学べます。SOMPOグループのようなDXを推進する企業が選んだ理由には、その品質の高さと実用性があります。多くの企業様に活用していただきたい、そう心から思うサービスです。

スペシャルラーニング for business とは

2024年4月から、障がい者雇用に取り組む企業向けeラーニングです。
「そもそも障がいとは何か」といった総論から、現場で活かせる実践法まで、幅広くご用意しております。