代表あいさつ

僕は、学生時代にプロテニスプレイヤーを目指していました。中学生からテニスを始め、高校生のときにインターハイに出場し、卒業前にアメリカの錦織圭くんがいるアカデミーにいきました。当時、”自分は全国レベルだ”と誇りを持って渡米しましたが、世界中の強豪が集まるこのアカデミーで、自分よりも背がずっと低い13歳の少年にボコボコにされました。そこで僕に用意されていた選択肢は、「アメリカに拠点を置いてプロになるか」または「プロを諦めるか」でした。もちろん日本でプロになる選択肢もありましたが、世界のレベルを見た後では日本を拠点にプロになる魅力がなくなっていました。じっくりと考えた結果、僕がたどり着いた答えは、「プロテニスプレイヤーは僕じゃなくてもなれる」ということでした。僕は僕にしかできないことをやりたい、そう思って自分と向き合って人生を振り返ってときに、ダウン症の弟の存在が浮かんできました。僕は、幼い頃から少々のことでは動じないタイプの少年でしたが、唯一、感情的になったことが”弟に何かされたとき”でした。幸い、弟の周りには仲良くしてくれる友達が多かったのですが、時には良くない人もいました。僕のなかで許せないこと、僕という存在の軸に弟がいること分かり、そこから「障がいのある方のご家族も同じ思いを持っているのではないか」と考えるようになりました。

現在の事業である障がい福祉専用eラーニング(Special Learning)は、「障がいのある方への配慮の仕方」の認知度を上げることが僕が生まれてきた理由であり、僕の使命だと考え、スタートしたサービスです。会社の理念でもある、「障がい者にやさしい街づくり」を実現するために、僕たちは今日も進みます。