2016年 12月 の投稿一覧

0から学ぶダウン症 Part3 -療育について-

みなさまこんにちは、タケです。
めっきり寒くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか。僕はもうマフラーも帽子も手袋もフル装備で毎日を過ごしております。

唐突ですが僕、CRMという肩書きをいただいております。たいそうカッコ良いお名前ですがこれは一体なんなのでしょうか。
Customer Relationship Manager の頭文字でCRMでございます。簡単に言うと「お客様と関係性を築く人」です。山田くんがつけてくれました。なんとかみなさんと仲良くなっていきたいなと思う今日この頃です。というわけでちょっと仕切り直しまして、

みなさまこんにちは、CRMタケです!

はい、では今日の中身へいきましょう。本日からは「療育」というテーマでのお勉強のお話です。以下より本文です。

 

療育って何?

療育ってなんでしょう?まずみなさん聞いたことありますか?見て字の通り何か治療するんでしょうか。その通りです。「生活するにおいてなんらかの障害を持っているこどもの困難を軽くして、その子供たちの生活を少しでも不自由なく暮らしていけるようにしていく教育的援助」を治療教育と呼ぶそうなのですが、その治療教育を略した言い方が療育となっています。
もともとの概念自体は、戦後に肢体不自由なこどもの治療のために作られた言葉なのだそうですが、知的障害の分野ではドイツからもっと早くに日本に導入されていたようです。今では幅広く、医学、心理学、福祉、教育諸々を含めた系統的な動きのことをこのように呼ぶんだとか。早期療育、超早期療育という言葉もあるようで、少しでも早くダウン症に対する理解を深め、それに対する支援を開始することが大切なんですね。

療育の効果は子供の発達支援になるのはもちろん、その親御さんの心理的負担などを和らげる効果もあると言われています。何をしていいかわからない状態で全て自分のせいにしながら子育てをするのは辛いですもんね。まずはきちんと理解すること、その上で行動をしていけば自ずと良い方向に物事は動いていくものです。
支援は運動、遊び、言語、社会性などなど本当に幅広いジャンルの知識が必要です。そんなもの一人でやっていては到底追いつきません。そこで系統的な支援には様々な施設や専門家の力を借りることも非常に重要です。何も知らなくても大丈夫。スタートは一緒です、今から学んでいきましょう。

 

療育はどこでできるの?

療育は極端な話で言えば家でできます。ですが先ほども述べたように自分一人の力で体系的に幅広いジャンルの療育を行なっていくと言うのは本当に難しいことです。そこで全校津々浦々様々なところに療育を支援してくれる施設があります。まずはそこを頼ってみるのは一つ手ではないでしょうか。

幼児期に通える施設に「通園施設」があります。自治体の児童相談所で手続きをしたのち、全国の自治体、社会福祉法人などに運営される施設へと入園します。通園施設には「知的発達に障害がある子を対象とした園」「運動発達に障害のある子供を対象とした園」「聴覚に障害がある子供を対象とした園」と三種類あるようです。通園形式は様々で、母子ともに通園するところもあればそうでないところもあるし、週に何日通うかもその施設次第です。一度自分の地域にある施設を調べてみるのが良いでしょう。
通園施設には児童福祉法によって定められた基準によって児童指導員もしくは保育士が配置されて療育にあたっているようです。他にも様々な専門家の方々が配置され、相談などに乗ってくれることもあるようです。他にも施設に通うことで同じような境遇にいる親御さんたちと仲良くなれることも通園のメリットではないでしょうか。重ねてになりますが、統計的に幅広いジャンルの知識を蓄え、さらにそれを効率的に実施するということは並大抵の労力ではありません。一人ではきっとしんどい思いをしてしまうでしょう。一生懸命頑張ることはとても大切なことですが、子供も親も不幸になってしまうような努力だけはしないでください。あなたの味方は色々なところにいます。

最近の傾向として通園施設にすこし通った後、保育園や幼稚園へと移行していくというケースが増えているようです。しかしながらダウン症の子供たちは、少し発達が他の子供たちに比べて遅いことに加えて、病気にかかりやすいということも留意しなければならない点です。そのため、きちんとした体調管理をこどもの成長、発達の考慮に加えながら教育を進めていってください。

 

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本日の記事はここまでとさせていただきます。今日は主に幼児期の通園、療育の話をさせてもらいました。次の記事ではもう少し色々な年齢の子供を対象とした療育について勉強した記事を書かせていただこうと思います。また呼んでいただけると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。また皆さまにお会いできる日を楽しみにしております。

では、失礼致します。

 

 

参考文献:玉井邦夫「ダウン症のこどもたちを正しく見守りながらサポートしよう」日東書院

高槻市の障がい者支援施設でダウン症の弟が作った手帳を内職して頂きました!※動画あり

「からあげをたくさん食べたい。」

からあげをたくさん食べたいプロジェクト(勝手に命名)でダウン症の弟が描いた絵をデザインした手帳を販売しているのですが、(知らない人は前回の記事を参照)制作にあたり、実は、高槻市の障がい者支援施設の生活介護で内職(仕事)をお願いしました!

生活介護とは、

障害者支援施設その他の以下に掲げる便宜を適切に供与することができる施設において、入浴、排せつ及び食事等の介護、創作的活動又は生産活動の機会の提供その他必要な援助を要する障害者であって、常時介護を要するものにつき、主として昼間において、入浴、排せつ及び食事等の介護、調理、洗濯及び掃除等の家事並びに生活等に関する相談及び助言その他の必要な日常生活上の支援、創作的活動又は生産活動の機会の提供その他の身体機能又は生活能力の向上のために必要な援助を行います。

(引用元:厚生労働省 障害福祉サービスの内容)
難しいですね。要するに、特別支援学校を卒業された方で一部が就職し、一部が就職するためのトレーニングをする施設に行き、そして一部が食事やトイレなどで自立ができるように訓練(もちろん中にはそれらをクリアして次の課題にトライしている人もいます)するところが生活介護です。生活介護では、実際に障がいのある方が支援者と一緒に内職やポスティングなどを仕事として行っています。この仕事は地域によって様々で、沖縄では線香づくりを仕事にしているところもあれば、北海道では古紙を集めて薪をつくってビニールハウスに販売するなど障がいのある方の能力を使ってできる仕事をみつけて地域のニーズに合わせて行っています。

そこで、今回はなんと!

高槻市の障がい者支援施設の生活介護の方々に、この弟の手帳を梱包する内職を依頼すると快く引き受けてくれました!さらに今回は、実際に作業をしている様子を皆さんにご覧頂きたく動画をご用意しました!(お母様からもご了承済みです)どうぞ!

はい、今年の手帳はたくさんの障がいのある方のご協力も得てご用意することができました!ご賛同頂けるかたはこのからあげをたくさん食べたいプロジェクトにご協力お願い致します。購入は下記からも行えます!
購入はこちら

0から学ぶダウン症 Part2 -ダウン症の基礎知識その2-

みなさまこんにちは、タケです。
二度目の投稿をさせていただきます。本日もよろしくお願いいたします。

 

基本的には三日に一度のペースで記事を上げていこうと思っております。2回目のこの記事が投稿できたということで無事三日坊主回避です。やったね。物事を続けていくには”3″という数字を意識してみようと聞いたことがあります。まず3日やってみて、次に3週間やってみて、3ヶ月やってみたら3年続くんじゃないかな、とこんな感じのことです。やり続けるということは難しいことですね。続けた先にあるものにきちんと価値を感じることができるか、がとても大切なことだなと感じています。

はい、というわけで今日も勉強を始めていきましょう。前回に引き続きダウン症のこどもの基礎知識について書いていこうと思います。以下より本文です。

 

ダウン症の子の性格について

ダウン症のこどもは陽気で人懐っこく、明るいことが多いと言われています。表情豊かで元気いっぱいな子がとても多いです。普段から人との触れ合いを求めたり、人前に出て代表を務めたがったりすることもあるのだとか。そんないわゆる社交的な性格を持つ一方で、とてもがんこで融通の聞かない側面もあります。その場に座りこんでしまって絶対に動こうとしない子供を見たことがありませんか?この時のこどもたちの力といったら、もう信じられないくらいすごいんだそうです。良いところは伸ばしていきたいですが、そう一筋縄ではいかないところが人と交わることの難しさですよね。
一般的に人間は、小さいころにできた成功体験の数がその後の人格形成に非常に大きな影響を及ぼすと言われています。小さいころは人懐こかったはずなのに、、、となってしまうことがあるようなら、それは彼らがまだ人懐っこくいた頃に、周りの人間に受け入れられなかったことが理由なのかもしれません。

ダウン症のこどもは、ものごとをゆっくりと丁寧に学ぼうとし、さらに学ぶ過程の中で自分のルール、順序や作法を完全に決めて行うことがあります。そしてそれが守れない、もしくは誰かの手によって破られてしまったりすると途端機嫌を損ねてしまったり投げ出してしまったりします。これは「気持ちの切り替えが難しい」という側面も理由にあります。自分の中できちんと次へ進む準備が出来ていないままに誘導されてしまうと、先に述べたようにその場に座り込んで絶対に動こうとしなかったりするのです。
きちんと彼らが何を考えているのか意思の疎通ができればよいのですが、一般的には感情と表情が一致しないことが多いとも言われています。こだわりが一体どこにあるのかをきちんと把握して、その上で共に行動していけるようになると良いですね。

かかりやすい病気

ダウン症のこどもたちは、その染色体の数の違いのせいなのかかかりやすい病気がいくつかあると言われています。簡単ではありますがここにいくつか紹介させていただきます。

・心臓疾患
健常児では1%のところ、ダウン症では約50%にまで上昇すると言われています。主に「心室中隔欠損症」「完全型心内膜欠損症」「ファロー四微症」の三つが代表的な症例となるそうです。

・呼吸器疾
気管支炎や肺炎などの呼吸器系の疾患は風邪から派生して移行することも多く、幼児期に風邪をひいてしまった時はきちんと病院にいくことが推奨されています。これは成長してだんだん体が丈夫になってくると心配も減ってくるようです。

・頚椎異常
ダウン症の子供は頚椎が弱い子供が多いんだそうです。これはもしかしたら前回の記事にも書いた「筋肉が弱いこと」とも関係があるのかもしれませんが、首の頚椎と呼ばれる部分が前方へ脱臼してしまうという危険性が高いのだとか。3歳ごろから就学までの間に一度頸部のX戦検査を受けることが推奨されています。

・消化器系疾患
ダウン症のこどもの3〜8%に見られると言われており、心臓病の次に多い内臓の疾患です。合併種がない場合でも、お腹の筋肉が弱いことによる便秘などのリスクもあるそうです。

・皮膚疾患
副交感神経の不調のせいか、血液の循環が少し悪くそれが結果として皮膚疾患として表れることが多いようです。

ほかにも聴力、視力に問題があったり、適応障害と呼ばれるストレスによる心の病も報告が多いようです。ダウン症の子を持つ親は、きちんとかかりやすい病気を把握して体調管理をしっかりとしてあげられるようになりましょう。

 

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以上で今回の記事は終わりとなります。最後までお読みいただきありがとうございました。
これで基礎知識編は終わりで、ここから先は「療育」というものにテーマを絞って勉強をさせていただく予定です。

また三日後にお会いしましょう。それでは、失礼します。

パラリンアートをご存知ですか!?

CTO山田です!

突然ですが、みなさま「パラリンアート」という言葉をご存知ですか?

知らなかった、、というかた、大丈夫です。ぼくもさっき検索して知りました。笑

「パラリンアート」とは

一言で言うと「障がい者アート」のことです。

「障がい者アート」とは文字通り、障がいをもった方々が創作をされた芸術作品のことをいいます。

では、「パラリンアート」とはなんなのでしょうか?

その答えがこちら!

障がい者アーティストの経済的な自立を目的とし、彼らのビジネス支援を行う活動

一般社団法人 障がい者自立推進機構

なるほど!

こちらは障がい者アーティストの方々を支援する活動のことを言うんですね!!

ただ単に芸術作品に触れる、というだけではないのですね。ふむふむ。

「パラリンアート」に触れてみたい!!

せっかく知ったのだから、パラリンアートに触れてみましょう!

でも、どこに行けばいいのでしょうか。。

普段ぼくはベッドから起き上がれない人ですし(寒くなった最近は余計に)、美術館もめったにいきません、、

これははやくもGAME OVERでしょうか。。

と、思いきや!

パラリンアートに触れる機会は思っているよりも身近にありました!

この季節にぴったり!

「年賀状」です!

パラリンアートの年賀状です!
しかも、ファミリーマートにあります!身近!!

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リンクはこちら

種類も78種類と多く、自分の好きなものが選べます。

新年の挨拶に、特別な思いを込めて送ってみるのもありかもしれません!

その他にも、弊社で作成した来年度の手帳も!

こちらは弊社代表の志村がご兄弟の自立を助けることができれば、との思いで始めたプロジェクトです。

とっても可愛いデザインで、見ているだけで元気をもらえます(^^)

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オリジナル手帳についてはこちらから

持っていると、「あ、なにそれ可愛い!」といってもらえること間違いなしです!

この手帳の絵を書いてくださっている現場にぼくも立ち会っていたのですが、絵に向かう集中力がすごい、、!!

まったくの迷いもなしにクレヨンを走らせて、一心に書き上げていく姿に圧倒されました、、、!!

まるで「絵に命を分け与えているような」、そんな光景でした。

その姿は上記の記事の動画からも、ご覧いただけます!

「パラリンアート」を応援しよう

そんなわけで、今回はパラリンアートについてご紹介いたしました!

いかがでしたでしょうか。
今回は簡単な紹介に終わってしまいましたが、、
今後も「障がい者アート」カテゴリでどんどんご紹介いたしますね!

パラリンアートの最新情報はこちらのページからもご覧いただけます。

Paralym Art – 一般社団法人 障がい者自立推進機構
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それぞれが、それぞれの個性を発揮して、助け合える世の中に少しでもなりますように!

たかつき○まるしぇに行って来ました!

たかつき◯まるしぇって?

毎年、12月3日から9日は、障がい者週間です。「障がいのある人もない人もみんながいきいきと暮らせる共生のまち」の実現に向け、もっと、『障がい』のことを知ってほしい。高槻市内の障がい福祉サービス事業所で働く障がい者たちが、自分たちで作ったパン、焼き菓子、加工食品、雑貨等を販売します。是非、お越しください。

(引用元:高槻市&高槻事業所連絡会 案内チラシ)
なるほど、高槻市が障がい者週間啓発事業としてやっているイベントだったんですね!ちなみに障害者週間ができた経緯は面白くて、1981年に国際障害者年推進本部が12月9日を「障害者の日」にするぞっ!って決まったあとに1992年の国連総会で12月3日を「国際障害者デー」にしよう!ってなって、「あれ?なんか似たような記念日二つない?(僕の予想)」ってことで2004年に障害者基本法で正式に12月3日から12月9日の1週間を「障害者週間」と法律で定められました。

今日の参加作業所は?

今回のイベントでは日替わりで高槻市の作業所さんが交代で出店されているのですが、今日はCoCoはうすさん、わかくさ障がい者作業所さん、ひろがりはうすさんが出店されていました!その中でも昨夜CoCoはうすに通われている利用者さんから直接LINEが入り、「来て〜!」と言われたので、そちらで買い物をさせて頂きました。

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CoCoはうすさんはチーズケーキタルトやフルーツケーキタルトがとても美味しくて有名で、こちらのフルールケーキタルト(150円)を買いました!

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またプレゼント用に髪飾り(200円)も買わせてもらいました!

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CoCoはうすさんではケーキの配達もされているので良かったらご注文ください!

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ワンコインのお弁当

今日はお昼ご飯を食べる時間がないかなと半ば諦めていたら、高槻市役所の地下一回でワンコインのお弁当(500円)が販売されていました!こちらは高槻市の社会福祉法人つながりのサニースポットさんで作られているお弁当です。毎週火曜日に高槻市役所地下1階にて販売されているようで、今日は豚肉豆腐ロールでした!美味しかったです。

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たかつき◯まるしぇは12月9日(金) (午前10時~午後3時 ※売切れ次第終了)までやっていますので、 ぜひ高槻市総合センター1階まで足を運んでみてください。

 

0から学ぶダウン症 Part1 -ダウン症の基礎知識-

皆様こんにちは、そしてはじめまして。
タケと申します。これからしばらく記事を書かせていただきます。よろしくお願いいたします。
この記事シリーズでは何回かにわたって「ダウン症」の勉強をしていこうと思います。

僕はここで働かせてもらってまだ間もないのですが、恥ずかしながらこの業界に関してはド素人で、業務にまつわる様々なことに関して知識が足りないなぁと痛感しております。せめて勉強だけでもして知識は蓄えないと!ということで筆(?)を持たせていただくことになりました。この記事シリーズでは備忘録を兼ねて僕自身の勉強の記録を残していければなぁと思っています。

記事をこうしてインターネット上にあげることで、同じように0から学ぶ皆様の助けに少しでもなれば幸いです。どうぞ皆様僕の勉強を応援してくださいませ。僕も皆様の勉強を応援しております。みんなでやるのが効率が良いですよね。

というわけで下より本文です。

 

ダウン症ってそもそも何?

ダウン症は、正確にはダウン症候群と呼ばれるそうです。名前の由来は発見者のダウン博士に由来するとか。アップダウンのダウンではないんですね。ダウン症の原因は染色体の異常です。なので薬や治療で治るということはありません。人に46本ある染色体が一本増え、47本になることで引き起こされるのだとか。染色体と言えば人体の設計図によく喩えられますね。設計図が多くなると少し不調が起きてしまうというのは、船頭多くして船山に上ると言ったところなのでしょうか。人体の不思議を感じます。

ダウン症は1000人に一人の割合で生まれてくると言われています。この数を多いと見るか少ないと見るかは人によると思いますが、決して珍しい障がいというわけではなさそうです。そしてその多くが21番目の染色体の数が一本多い21トリミソーと呼ばれるタイプにあたるようです。他にも2つ種類はあるそうなのですが、数としては少ないようですね。

 

ダウン症のこどもはどんな特徴を持つの?

ダウン症の子供たちの特徴は、まずその見た目に出ると言われています。鼻が少し低めで、目と目の間が広く見え、少しつり目がちになっている、このような特徴が出るそうです。これはなぜなのでしょうか。いくつか説はあるそうなのですが、一つには顔の中心部と周囲の骨とで成長の速度が違うことにあるそうです。鼻とその周辺の骨がまだ育たないうちに周りが育ち、それが皮膚を引っ張るために起こるのだとか。

また、筋力が少し弱いということもダウン症の子供の特徴の一つにあげられています。それに付随して体が柔らかい傾向もあるようで、一見すると”やわらかすぎる”という印象も受けてしまうことがあるとか。そこで椅子に座って姿勢を保つことが難しくなったりしてしまうようです。赤ちゃんの頃からの筋力トレーニングが大切なんだそうです。他にも動作を見るとゆっくりとしているという印象を受けることも多いようです。これは先の筋力が不足していることにも原因があるようで、筋力不足がゆえにゆっくり身長に動かざるを得ない場面が人より多いのだとか。
筋トレが大切なんですね……知らなかった。

加えて、ダウン症の子供の中には聞き取りにくいしゃべり方になってしまう子供がいるそうです。これも原因は多々あるようですが、やはり口周りの筋肉が発達しづらいことが影響の一つにあるのだとか。顔や口の筋肉は笑ったりしゃべったり、毎日の生活の中で日々訓練されると聞いたことがあります。いっぱいおしゃべりしてたくさん笑うことは大切なのかもしれませんね。

他にも自律神経の調整がうまくいかず、手足が冷たいのに冬でも汗をかいているなどということがあるようです。自律神経は自分の意志とは関係なしに体温などを管理している部分で、ここがうまく働かないために少し温めると以上に暑いと感じ汗をかいてしまうといったことが起こってしまうのです。

 

ダウン症=知的障害?

これは間違った認識のようです。確かに傾向として知的障害をともなうと言われることが多いですが、それは物事を覚えるのに時間がかかるしゃべり始める歳が遅い数値の計算に弱い、などと言った特徴が知的な能力の発達が、同じ年齢の子供たちより遅いという知的障害の定義に重なるためにそう言われるのであって、ゆっくりではあるが知的レベルが上がっていくことをしっかりと認識することが大切であること、ダウン症のタイプの一つであるモザイク型と呼ばれる方々の多くは普通学級への進学が可能であり大学を卒業するような方も存在することなどは、しっかりと考慮していかなければならない点です。

一般にはダウン症というだけでは国からの援助、療育手帳などはもらえないようです。一般の児童・生徒と同じように学校などに通います。幼児期は児相担当員の聞き取りや観察で、5歳~小学生の年齢になると、知能検査をしたり聞き取り調査で 療育判定をすることになるのだとか。一つの基準にIQテストがあるのですが、そこで70~85といった数値を出してもボーダーという扱いになってしばらく様子を見ましょうとなることも多いそうです。

繰り返しになりますが、知的障害は周りの子供と比べて成長が遅いという判断です。IQは平均からどれくらいズレているかという数値です。学校や社会で経験を積むことで適応していくことが出来ますし、ゆっくりではありますが成長をしていきます。しっかりと家庭で養育をしていくことがとても大切だそうです。

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終わりに

第一回目の記事は以上になります。最後までお読みくださった皆様ありがとうございました。
記事の中身にあります間違いや不適切な表現に気付かれました方はお教えいただけると幸いです。僕の勉強にとても助けになります。

次回ももう少しだけ基礎知識について触ていく予定です。その後養育などについて触れていければと思っています。

 

それでは、また会う日までさようなら

 

参考文献:玉井邦夫「ダウン症のこどもたちを正しく見守りながらサポートしよう!」日東書院